海外のクリスマスはどう違う? 留学先で見た景色  ~イギリス~

イギリスのクリスマスは、お正月のように家族みんなで静かに過ごす特別な時間。
クラッカーで盛り上がり、チャリティが広がる“あたたかなクリスマス文化”をのぞいてみませんか?

クリスマスはイギリス人にとって一年で最も特別なイベントのひとつ!

日本ではクリスマスというと恋人とロマンチックに過ごすイメージですが、イギリスでは日本のお正月のような感覚に近く、家族や親戚で集まって食事をしながらゆっくり過ごす人が多いです。

イギリス全土の公共交通機関や多くのお店が休業になるので、街はびっくりするほど静かになります。

私は留学中に友人とクリスマスパーティーをしたのですが、席についたらテーブルに何とクラッカーが!

イギリスには、クリスマスディナーで皆で輪になり両隣の人と腕を交差させてクラッカーを引っ張り合う風習があるそうで、私も見よう見まねでやってみました。

中には火薬が入っていて、引っ張るとパーン!という音とともにクラッカーがちぎれて、中には紙の王冠や小さいオモチャが入っていました。
紙の王冠はクリスマスディナー中、全員で被りながら食事をするそうで、童心に返った気分でした。

クリスマスは恵まれない子供達や身寄りのない人達にとっては辛い季節なので、チャリティ活動も盛んになります。
サンタの衣装で寄附を募ったり、ホームレス用パーティーのボランティアをする人も多く、イギリス人のチャリティに対する意識の高さを実感させられます。

イギリスには様々な宗教や人種の人が暮らしていますが、クリスマスといっても宗教を超えて皆が共に楽しみ支え合う、そんなイベントのように感じました。

スタッフ Naho

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次